先日の東京の大雪で雪景色になっております武蔵野市の自宅「借景の家」
子どもたちは2階のバルコニーで早速の雪だるま
一番小さいのは冷凍庫保存・・
7年目を迎えた自宅を昨年プチ・リフォームしましてその様子をご紹介!!
▲ビフォーの様子 2階のLDKのベンチのコーナー
こどもが小さいときはベンチやおもちゃ収納などで利用していましたが、そのこども達も勉強が忙しくなりはじめ、さらにコロナきっかけのテレワークにも対応できるデスクコーナーへ!
既存のベンチをカットし、その上に地元の家具屋さんに依頼したウォールナットのカウンタを設置するプチ・リフォーム
▼アフター
カウンタ設置後の様子
ウォールナットカウンタ+リボス塗装(地元吉祥寺のソリウッド・プロダクツ製作)
ベンチ→デスクコーナーへと早変わり 2階の東南角の一番良い場所で、窓からは緑が青々(お隣さんのお庭の樹木ですが)気持ちの良いデスクコーナーに。カウンタの下部のもともとベンチ部分は棚として使います。またカットした端材も別の場所で小机として再利用します。
いっぱい勉強させなくては・・のプチ・リフォームのお話でした
最後に2015年完成した自宅「借景の家」を紹介
『借景』とは、遠くの山など景色を自分の庭の一部のように取り込む技法のこと。この家は武蔵野市のはずれに24坪の土地を買って、家族5人のための木造3階たてを建築した自宅です。敷地はわずかですが、家の東南に面しているお隣さんの開けたお庭や神社の杜の景色を借りて光や風を取り込み、近隣商業地域の住宅街だけど、明るく開放的で伸び伸び子育てしたいということが設計のテーマでした
玄関ホールの様子より。1階は採光が望めない敷地条件のために、シューズインクローゼットや収納庫、書斎コーナー、自転車置き場の玄関ホールがあります。タイル貼りにしたのはデザイン性のみならず冬の暖房用蓄熱のため(タイルやコンクリートは蓄熱性の高い建材)でもあります。1階の床下の断熱材で覆ったコンクリート基礎をFFガスファンヒータで温める蓄熱床下暖房としてます
2階LDKの様子
自然素材で仕上げてます
無垢材の床など自然素材で仕上げると、子ども達が自然と裸足で駆け回りたくなる理屈抜きに気持ちの良い質感になります。この家では建設当時に林野庁の補助金活用もあり、近年珍しい柱や土台など木材が国産の無垢の木で建てました。床はチーク無垢材に舐めてもOKの自然塗料で仕上げてます、壁と天井は調質性の高い火山灰を原料とした塗り壁で仕上げております
木のキッチンに挑戦
お隣のお庭が借景の木製キッチンの様子。木のキッチンと言っても扉だけが天然木はたくさんありますがこの家ではそれに加えてカウンタも本物の無垢の木(ウォールナット)でつくりました。ウォールナットの上に天然オイルを塗って木の質感を活かしてます。水が飛んですぐ腐るかと思いきや、それなりに気を使って5年経過しましたが、全く傷んでいないので成功してます。詳しくは下記に紹介
密集住宅街ですが、窓をあける位置など工夫し景色も最大限取り込む
キッチンから見える100坪のお庭!! お隣さんの敷地ですが
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