先日放送「渡辺篤史の建もの探訪」TVerで!!2016/03/18

TV朝日「渡辺篤史の建もの探訪」放映「借景の家」放送されました~

5/8日曜日 あさ10時~BS朝日で再放送予定!!

 

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今なら TVer(http://tver.jp/)でも見られます!!<3月19日(土)04:30配信終了>

 

 

 

 

2016年3月12日(土)放送
- 東西を借景する 階段中心の家 -

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密集地ながら、住居地域と商業地域にまたがる建ぺい率・容積率に余裕のある敷地を生かし、2階に大きな容積を持たせた3階建て。茶色い部分はキャンティレバーになっています

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約24畳大のLDKは、中央にスケルトン状の階段室を置き、大きなワンルームを緩やかに分節。開口はプライバシーに配慮しつつ、東西2方向にある緑豊かな庭を借景する配置です

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ウォルナット製天板の家具のような台所。半島型のガス台は周囲を広く、さらに一部を曲線状にする事で、食卓としても使えるようになっています。食品庫兼洗濯室も隣接

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玄関ホールは段差を設けず、広めの土間として多目的に使用します。床下に空気経路を設け、ガスファンヒーターを利用した簡易な床暖房としています

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居間の天井高を採るため、子供室2は1よりも床が1.2m高くなっています。子供室1の上は小屋裏収納。階段室の床はスノコ状で、屋内空気循環に寄与します

 

建築家のひとこと

24 坪の土地を購入し、家族5人のために建てた木造3階建ての自宅です。商業系と住居系の用途地域境にあり住宅密集地ですが、お隣の松の借景を取り込むなどして都市部でも開放的に住まえるよう考えた5層の立体的な住まいです。建物の真ん中に階段を配置することで動線をコンパクトとし、食事/炊事/くつろぎ等のゾーニングもしております。家族が集まる部屋の内部は自然素材で仕上げ、光や太陽熱、風など自然エネルギーをなるべく取り込みました。また、眺望や日当たりが良い2階東南側には家具屋さんに設えてもらった無垢の木のキッチンをおき、朝食程度は食べられるようにとカウンタの一部を丸く広くしました。実際に暮らしてみると想像以上にこのキッチンが居心地がよく、自然と家族がキッチンに集まり、食事はいつもこの丸いカウンタで食べるようになりました。こども達の目の前で調理をするのでこどもの食育にも役立っているようで、改めて想定外の多い住宅設計は楽しいと実感しております。

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