参議院選挙が終わると次はいよいよ都知事選!! まだまだ立候補もままならぬ状況で、どんな人がどんな政策打ち出すのかを注視しているうちに投票になりそうで都知事選の仕組み自体がいかがなものかと嘆く日々。相変わらずの人気選挙では困ります。政策が大事ですよ、政策!!
当然焦点の一つに「待機児童問題」が登場してくるわけでどのような考え方なのかしっかりと見極めて投票しなければと思う次第です。首都圏における保育園に関しては弊社でも数年前より設計に携わらさせて頂いておりまして、小金井市で今春増設オープンした認可保育園にてお披露目会の様子をUP
4年前に設計させて頂いた既存保育園の増設で定員も40→60人へ拡張しました。待機児童問題はもちろん、保育士さんの賃金、新設保育園をめぐる近隣との対立など連日報道される保育園の話題。私自身が数年前に息子のことで待機児童問題にぶつかり、働きたくても働けない方々の けな気なお話等きくうちに 一人の設計者として何かできないかの想いで保育園の設計に関わるようになりました。初めは小さな園の模様替えや内装から始まりまして、年々規模や仕事の関わり方が大きくなっていきました。最新では新築物件まで関わらせて頂くようになり、大きな責任を感じる日々。
この日は土曜日 見学会と同時進行で「土曜保育」も行われていました!! 明るい保育園で楽しく遊ぶ園児の様子には苦労が吹き飛びます♪ 楽しく遊ぶ園児の笑顔と裏腹に、園をつくる度、関わりが大きくなるにつれ さまざまな問題にぶつかるようになりました。自治体の関係者の立場などこの問題の当事者?とお話しする機会も増えていろいろ考えさせられます。「保育園をつくるのは賛成だけど うちの隣は困る」などの住民のご意見もわかるし、ほかに東京に保育園用地が少ないのもこれまた事実です。弊社でも最近担当している案件や周辺で 近隣問題と対話に直面してます。根気強く理解を求めていき、何かのきっかけで受け入れられないものかなぁと感じます
様々な立場があり、様々なご意見がある。気持ちは本当によくわかりますし、自分に置き換えて考え込むことも多々ありますが、この問題はもっと大きな、大きな視野で考えなければならないのではと思います。問題が起きたらなるべく隠して先延ばしして、法的に良ければ、それでよしの知事では話にならず、問題をオープンにして 関係者や地域の方々と大きな「視点」で話し合い、みんなで解決するのが望ましいと思います。だけど時間も限られていて、なかなかそんな机上の理論だけではうまくゆかないのもこれまた真実。個人的には、うちも3人目が誕生しましたが保育園に いまだに預けられそうもなく(上の二人も幼稚園通い)、一つでも地域に受け入れられる保育園が東京など都市部に誕生し、そんな保育園の設計に関われたらなぁと切に願うばかりです・・。
前置き長いですが 話は小金井の保育園に戻ります
この園は民間が運営する保育園で特に「教育!」に力を入れて保育を行っている。限られた面積ですが 園児一人ひとりの個性が伸びるように保育の徹底をグループ全体で提唱して実行されている。私も一人の親として 民間保育園によるさまざまな個性のある保育園を後押ししたいと思います
すでに来年開園予定の新しい保育園計画も続々です。木造園舎などの新しい試みも行っており、近隣住民のご理解のもと、園児が過ごしやすい光と風いっぱいの住宅みたいな保育園を目指して奮闘中です。
うちの事務所は小規模なので設計量より質!で頑張っておりまして一つ一つ小さくても居心地の良い保育園を目指して設計中!!
建築に関するご相談は無料で承ります。お気軽にご相談下さい。
出来る限り適切なアドバイスをさせて頂きます。