小平にて小規模保育園!2017/12/12

連日政府発表の子育て支援策が新聞を賑わしておりますが弊社がコツコツ微力ながらの「東京にもっと保育所をプロジェクト」をご紹介!!来年もいろいろ計画中、さらに現場も佳境を迎えております!

 

 

私自身も3人こどもがおり、約10年前(長男のとき)に武蔵野市にて実際に待機児童問題に直面しました。あれから10年以上、5歳児と2歳児が現在もおりますが今もなお 一人も保育園に預けられないでここまで何とか生活してきました。うちのこどもも隠れ児童に該当しており「隠れ待機児童」は上述のデータが示す通り潜在的に実在している「本当の待機児童」のことで共働き世代にとっては深刻な問題です。。

 

当時は 連日武蔵野市の保育課に掛け合うなど働き掛けもしましたが、なんだかこの問題の本質は「保育課窓口」にある訳ではないとわかったのが7,8年前のこと。この頃たまたま民間の保育事業者とも出会い、認可保育所の設計に関わるようになって、こんどは保育園をつくる側からこの問題を考えるようになりました。そうすると見えてくる別の問題=すなわち 保育士不足や近年話題の近隣問題、つくりたくてもそう簡単につくれない自治体側の苦悩等。。

 

この問題はたくさん一気に保育所をつくるのではなく(現実問題つくれません)、少しでも質の高い保育が受けられる保育環境を、地域に根差して手探りで一つ一つ 整備またはつくっていくしかない・・と思います。新小学1年生の数とそのひとつ前の5歳の保育&幼稚園の定員枠とを比較し、将来も考えた必要定員を見定め、さらにこの問題を解決していったヨーロッパなどの待機児童先進国を参考にしながら日本的にやっていくしか道はないですね~ こんどはヨーロッパ保育所見学ツアーに行ってこようかな・・建築的にも政策的にも参考になるはずですね

 

 

さてさて現在工事中の「東京にもっと保育所をプロジェクト」をご紹介!

都内にて来年&再来年の4月完成開園予定の認可保育所案件がいろいろ進行中で、少しでも社会の役に立っていればを願うばかりです。小平市は花小金井の駅前にて 小規模認可保育園の内装工事がスタートしました

既存建物の1階部分が保育所へ用途変更、定員19人の0,1,2歳児のための小規模保育所を予定しております。内部は転んでも痛くないクッション性の高い床材や木など温かい雰囲気で仕上げる保育所になる予定

来年4月開園目指して 工事が進んでおります♪今年中にある程度完成します!!

施工:昭和未来

 

 

 

 

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