「再生住宅」とは!?2010/01/07

1/9(土)10(日)劇的リフォームセミナー開催!!新春そっくりさん祭in立川高島屋(8階催会場)、第1部11時~第2部13時~<住友不動産新築そっくりさん×TAU設計工房>
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劇的リフォームセミナーのテーマはずばり「再生住宅」!!
スクラップ&ビルド再考のこの時代、既存を利用しながら補修、再生するこの全面リフォームという考え方はだいぶ浸透してきたように思います。「再生住宅」とは外壁の補修、色を変えたい等表面的な美装ではありません。必要であれば骨組みからやり直し、設備も含めて新築同等の性能を持たせ再生させた全面リフォームのことです。環境的なこと、その敷地の事情(新築にすると敷地が大きく減ってしまうなど)、伝統的な民家の保存、経済的なこと、等さまざまな事情によりご依頼を頂くことが増えてきました。
特に最近の大不況の影響もあり、「建替えの前にリフォームも検討しよう!!」や「最初からリフォームでやりたい!!」というご要望も増えてきました。ただ、再生住宅の場合は現事前調査がとても重要で、現況調査の結果、リフォームではなく建替えをお勧めする場合もあります。やはり何でもかんでもリフォーム出来るというわけにはいかず、まずは現地調査からはじまり、法的なことなど事前に調査をしっかりと行うことが重要だと思います。これまでつくったリフォーム事例のご紹介!!
▼「八広の再生住宅」車椅子生活のため1階バリアフリー工事がメイン、その他使いやすい間取り通風採光に配慮した全面リフォーム事例(2007年第24回住まいのリフォームコンクール総合部門優秀賞受賞)
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ビフォーの様子
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工事中
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完成後
「屋根の上のペントハウスで市街地住宅の採光・通風を確保」
再生住宅とは時代の変化に対応する住宅。古くなった住宅をきれいにするだけでなく、住まい手のライフスタイルに適した空間とし、暮らしそのものを再構築する究極のリフォーム。美装のためのリフォームはお断りしています。生活の提案がないものは再生住宅とは言えません。プランは家族が団欒するリビングダイニングと介護エリアを1階に、介護エリアは半透明のポリカーボネートの引き込み式の建具で仕切ることができる。2階は吹き抜け上のトップライトから光が差し込む母と娘のためのスペース。ケンドン式パネルによって必要に応じて2部屋に分ける工夫がされている。その上には多目的ロフトがあり、ルーフテラスに出られます。ここを利用して光と風を取り入れた空間としている・・
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1階バリアフリー化
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▼「府中の減築再生住宅」減築という再生手法を採用!
「減築」とは:同一棟内の床面積を減らして改修する手法。増築の反対。増築のように床面積に価値を求めるのではなく、減築によって得られる環境の改善に価値を求めるものである。無駄なコスト、無駄な維持費・・・無駄を排除していくと、ある意味最低限必要なものが残っていく
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ビフォーの様子
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工事中
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完成後
→1階に駐車スペースを確保する事が始めにあり、1階の通気性や採光をよくする、かつコストの合理化のための減築でした。又、現行法規制のため建物の背を小さく、屋根をカットしならなかったため形状も小さくなっている
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敷地面積:15坪
1階約9坪、2階約9坪の合計約18坪
築35年木造2階建てを減築再生

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