ドイツ・オーストリア/省エネルギー建築研修2010(3/13~3/20)、ドイツ・ミュンヘンにて
ほとんどのお店が営業していない日曜日、ミュンヘンの中心街も静まり返っていましたがここだけは唯一大盛り上がり!世界一有名なビアホール、ホフブロイハウス
<ホフブロイハウスの歴史>
1589年 宮廷の醸造所としてヴィルヘルム5世が開設
1828年 醸造所内に食堂ができる
1920年 ヒトラーがナチスの大集会を開催しナチスの躍進へ繋がった場所だとか・・
小麦麦芽と大麦麦芽を50%ずつ使用し、純粋培養酵母で造られる南ドイツ伝統のヴァイスビール(小麦ビール)も堪能し、明日からの研修へ備え万全!?
ホフブロイハウス・中庭の様子 昼間暖かい時にきてみたい・・が昼間はもちろん省エネルギー建築研修!でありまして今回の研修の主目的はCO2削減はもちろん、快適な温熱・住環境を実現しているパッシブハウスを体感することです!!
今回はパッシブハウスをドイツで学ばれパッシブハウスジャパン代表理事、キーアーキテクツ代表 森みわさんを団長とするパッシブハウス研修(参加者16人)に参加しました、同い年の森さんにいろいろお聞きしながら最先端のヨーロッパ省エネルギー建築を体感!
※パッシブハウスとは(キーアーキテクツHPより引用)
パッシブハウスとは、1991年にドイツのパッシブハウス研究所によって確立された省エネ住宅スタンダードです。各国の法規によって定められた省エネスタンダードよりもはるかに上を行くこのシビアな省エネスタンダードは、ドイツ、オーストリアで大きく普及し、2011年までにはEUの新築住宅のスタンダードになるとされています。
近年ではEUとは気候の異なるアメリカや韓国でもパッシブハウスの建設が試みられており、近い将来に世界スタンダードになると言われている程です。パッシブハウスを名乗ることができるのは、床平米当たりの一次エネルギー消費量および冷暖房負荷、そして気密性能の条件を満たした住宅のみです。“パッシブ”という言葉は、太陽エネルギーをパッシブに利用する手法として日本でも用いられてきましたが、それは英訳するとPassive Use of the Solar Energy(太陽エネルギーのパッシブ・ユース)と呼ばれ、ドイツ発祥のPassive Houseとは異なる定義です
ローコスト住宅、オフィス、学校、村役場、プラスエネルギーハウスの住宅群、有名建築等今回10以上のパッシブハウスをはじめ、省エネルギー建築を廻りましたが印象に残ったいくつかの建築を紹介していきたいと思います、まずはドイツ・レーゲンドーフにて、ローコストパッシブハウスの住宅事例から・・
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