いきなりですが あばれる君が入っている木のお風呂は弊社で設計した「借景の家」の浴室でのシーン
この家は自宅で、数年前にTV「スッキリ!!」という情報番組の取材を受けた際 あばれる君が突然「・・このお風呂、入ってもよいですか・・」と言われてとっさに「どうぞ・・」と言って本当にお風呂を沸かして入ってもらったシーン。なかなか急にお風呂入っても良いですかといわれないのでビックリ印象に残ったのですが・・弊社の設計で こだわりを持って設計をさせていただいていることの一つが水周りで、キッチンと並んでお風呂も様々なご要望にあわせて設計させていただく事が多いです。
設計させていただいた浴室事例をご紹介
現代のお風呂のタイプは、大きくわけて在来工法とユニットバスの2つがあり、ユニットバスはかなり普及しているので説明は省いて、在来工法の浴室を簡単にご説明します。在来工法の浴室とは、古くから日本で行われているお風呂の建築方法で、下地材で防水を行ない、その上に石やタイルなどを貼って仕上げてあります。昔の一戸建てはほとんど在来でした。昔のお風呂は寒い、浴槽のまたぐ部分が高いなどありましたが、現代では断熱材をしっかり入れたり適正な設計をすれば快適な在来浴室になります
ユニットバスと比較するとサイズも合わせて浴室を自由にプランすることが良いところ、ディメリットとしては施工に時間がかかる、防水をしっかりとやらなければならない点。費用面は高価なユニットバスもあるので一概に言えないですが、ユニットバスよりコストアップすると思われます。冒頭のあばれる君の入ったハーフユニットバスの事例は ユニットバスと在来工法とを組み合わせた事例となります。
在来工法の浴室実例/熊本の家
洗面所より浴室を見る。この家のお風呂はジャクソンというメーカーの浴槽を採用、シャワーなど設備にもこだわってます。お施主様とショールーム巡りをしながら設備機器を決めていきました。
洗面化粧台はアムスタイル製 、鏡や埋め込み収納はnetで施主支給の上設置した
背面には洗濯機+幹太くん(ガス乾燥機)も併設
日当たりのよい場所に室内物干し場も設置し、家事がしやすいよう配慮
在来工法の浴室実例/ルーバーの家
2013年竣工のルーバー格子の家よりモザイクタイル貼りの浴室事例
こだわりの浴槽にお好きなタイルを貼って仕上げております
サイズも自由に設定できるのが在来工法の特徴の一つ、この家の浴室は洗面所とサンルームを併設し、キッチンもすぐ横のため 水周りを集約しているプランの中で在来浴室を設計しました
洗面所からみる 左側に浴室 正面はサンルーム
洗面台も造作家具工事でツーボウル型でデザインしてます
観葉植物など室内物干しスペース以上の活き活き空間のサンルームに
バスタブを置く洋風タイプの浴室事例も
この家もバスタブを置くタイプの浴室
ハーフユニットバス(下半分がユニットバス)の浴室事例
TOTOというメーカーのハーフユニット(1.25坪タイプ)に上部の壁と天井にサワラという木を張った仕上げ
下半分の白い部分がユニットバスになっているので二階に設置する浴室などにも向いてます。さらに、ユニットバス上部は木ではなくタイルや石を貼ることも可能 好きな仕上げを選んで仕上げる事ができます。この家では昔の風呂桶(おけ)にも使われていたサワラを選んで張りました。
お施主様自ら浴室の壁に富士山の絵!
空を感じる家より
目隠しされた坪庭も心地よく開かれたバスタブも洗い場も広々とした気持ちのいいバス空間
自分で描いた富士山見ながらのお風呂は格別だろうな~!!
10件設計すると10件それぞれのお風呂があって、お風呂に対するご要望やこだわりも人それぞれ!1日の疲れを癒すその家族ならではのお風呂になっていると嬉しい限りです
建築に関するご相談は無料で承ります。お気軽にご相談下さい。
出来る限り適切なアドバイスをさせて頂きます。