弊社の設計において重要視している「収納」の実例について昨年雑誌で紹介されましたのでご紹介したいと思います。本気で考えた収納充実仮想プランなどUP
ストレス解消収納マニュアル
朝からバタバタ・・、全く片付かない、行き場のない小物たち・・
そんなストレス解消の収納のマニュアルのインタビュー依頼を頂きこれまで設計させて頂いた住宅の収納アイデアのまとめみたいなプランを作成しました!
TAU設計工房提案の「適材適所のストレスフリーな収納ハウスの例」
仮想敷地に2階建て35坪くらいの住まいとなってます。ご家族は共働きのご夫婦に二人のお子様。設計のポイントは とにかく山ほど収納スペースを確保するのではなく、適材適所にちょっとした工夫で有効に使える収納を増やしてあげるということ!!
家全体が本棚で囲われたような本棚ハウスみたいな家は無用、むしろ多すぎる収納棚は埃ためにもなり、見える棚はすべて片づけないとならないです。片づける収納領域とほっといてもOKな収納領域とをうまく分けて仕切るだけでも、効率よく片づけられる住まいになります。
適材適所というのはその家族の動き方=動線上に、その場所の用途にあった収納が適正サイズであるという事。収納量はその家族その家族で全く違うものなので一言にこれが正解というプランは存在しないですが、仮プランとして提案してます。
玄関廻りは 2WAY動線!!
玄関からLDKまでに2ルートでアクセス
①が玄関からのメインの入り口動線、これにさらに②のサブ動線でキッチンに入れる2WAY動線の家はとても評判がよくて多く設計しています。来客時は①しか通らないので①まわりだけおしゃれな手洗器など設えて、ここだけ片づければOK、②は家事動線を兼ねた 家族だけが使う動線で その家族の生活スタイルにあった収納スペースがつながっていればOK
玄関横にはシューズインクローゼット併設。自転車を置く家族もあれば、キャンプ用品などの収納が必要な家族も、そのサイズにあった大きさに設定。こどもの靴が洗いたければ多目的シンクをつけたりもできます。シューズインの隣はパントリーを設置、ここはとにかく奥行の大きくない棚をなるべくたくさんレイアウトすれば常備品とか非常時にも役立った備蓄品など置けます、勝手口につなげればゴミ捨て等もできてしまう。
小上がり、テレビの裏側の収納室、階段下など
▲リビング廻りの収納設置も考えてます。小上りの畳コーナーがあれば床をあげて床下引出しにしたり、テレビの裏側に収納を設置したり、階段廻りに本棚設置、洗面所廻りも収納充実と。
特に弊社では子育てハウスの設計が多いので、日々の戦いのような毎日を明るく楽しく過ごせるようなこどもと楽しいアイディアも随所に設計させて頂くことが多い
見せる(魅せる)収納棚の設計実例
キッチン周りの収納術
▲キッチン廻りも収納充実
パントリーなど収納は多くて困らない
建築に関するご相談は無料で承ります。お気軽にご相談下さい。
出来る限り適切なアドバイスをさせて頂きます。