地元武蔵野市内にて新築住宅 ”吹抜けで一つながりの家”基礎工事中 まもなく上棟へ!
完成イメージCGより
ベンチがある玄関ホール シューズインクローゼットやファミリークロークなど収納スペース完備
高気密高断熱仕様の吹抜けスペース。住宅街にあるため近隣状況で窓を開けている。電動で開けられる高窓を設置
吹抜け空間を中心に各部屋がつながっていく
2階のホールの様子 お子さんが大きくなると個室2部屋分へ、今はお子さんの遊びスペース、来客用スペースとして利用。フレキシブルな空間利用を提案しています。
太陽光パネルに蓄電池も搭載予定 今秋着工予定!
弊社で設計した”吹き抜けのある家たち”
「吹き抜け」と一言に言っても様々な形態や大きさがありますが、弊社の設計では住宅に限らず保育園や他施設でも吹き抜け空間を提案することが多いです。吹き抜けは何となく良いな~と思っても具体的なメリットやデメリットはわからないという人も多いはず。そこで、吹抜けのプランにはどのようなものがあるのか、おしゃれな空間にするためのポイント、吹抜けにする際に注意すべきポイントなどSUUMOさんの取材に答えましたのでご紹介!!
リビングや玄関など明るく開放的な空間にしてくれる「吹抜け」
住宅の吹き抜けを利用した設計事例集
吹抜けにすることによって、空間が縦に広がり、開放感を演出することが可能に。
「通風・採光面でのメリットが大きいですね。窓が高い位置に設置できるので、太陽の光をしっかり1階まで取り込むことができるようになります。また、吹抜け上部に熱が上がるので、空気が循環することで風通しも良くなります。また、吹抜けで1階と2階の空間のつながりができることから、家全体のコミュニケーションが円滑になります」
一方、デメリットとしては、吹抜けにする場合は2階部分の床面積が狭くなることが挙げられる。また、上下階の空間のつながる分、音が筒抜けになることや、料理などのニオイが気になるということも。「大きな吹抜けをつくる場合は、断熱性や気密性をしっかり担保しておかないと、冷暖房の負荷が高くなり、光熱費の負担がかかるケースも」
まず、吹抜けを取り入れる際に大切なことは、吹抜けにする目的を明らかにするということ。コミュニケーションを円滑にしたいのか、採光・通風面を重視したいのか、開放感のある空間にしたいのかなど、優先順位をしっかりつけてプランニングをしよう。
「吹抜けにすることで2階の床面積が狭くなるため、その分吹抜けにする目的をしっかり持ってプランニングしましょう。また、吹抜けでいろいろな空間とのつながりが生まれるので、プライバシーを確保したい場合は、個室もきちんと確保してしておくことが大切です。2階に個室を設けて最小限のスペースにすることが多いですね。家族でシェアするスペースとプライベートスペースを上手に両立させましょう」
吹抜けにすることで縦空間が広くなるため、住宅の断熱性・気密性を高くすることは大前提だ。また、吹抜けの上部にはエアコン、シーリングファンを設置して、上部に溜まった空気を循環させる仕組みをつくろう。その際には吹抜けの方位を見極めて配置しよう。エアコンはメンテナンスできる場所に取り付けるように注意を。
「例えば、キャットウォークのように2階を回廊にしておけば、メンテナンスしやすいですよ」
そして、風通しと採光が取れるよう高い位置に窓をつけることもポイントだ。
「窓は電動式で開閉できるようにすると便利。日差しを遮るためのブラインドやシャッターを取り付ける際も同様ですね。窓は庇を長くつくっておけばメンテナンスもそこまで必要ではありません」
1.5層の高さの吹き抜けのある立体的な住まい 2層だと天井が高すぎる場合があり、ちょうどよい吹き抜け感を目指して設計すること多いです。「ちょうど良い」は人によって様々なので打合せの中で相談しております。
建築に関するご相談は無料で承ります。お気軽にご相談下さい。
出来る限り適切なアドバイスをさせて頂きます。