スキップ!パッシブハウス5 基礎2010/09/03

基礎断熱工事が完了した青梅の家
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いよいよまもなく上棟の予定!!
●ドイツのパッシブハウスをモデルとした東京版の超高断熱、高気密の家
「吉祥寺の家」「北斜面の家」と同じく建物の外側に断熱材を施工する「外断熱通気工法」を採用しており、木部の熱橋対策も考慮している。ドイツパッシブハウス研修の様子はこちら吉祥寺の家はこちら
更に東京エリアではまだまだ少ない、 「気密シート等による高気密工法」も採用し、Q値は1.8以下、C値は0.5を切ってどこまでいけるかのレベル!(現場測定を実施)のグレードを持たせている
・Q値(W/㎡・K)・・・熱損出係数とは・・?
室内と外との温度差が1度ある時、家全体から逃げる熱量(ワット)を床面積(平方メートル)で割った数値。値が小さいほど暖房した熱や冷房した冷気を外に逃がしにくくなるので、省エネで快適な家(住宅の断熱性能が高い)になります。
家の中の温度差をなくしてヒートショックを防ぎたい!という方や、冬の寒さからくる足腰の痛みをどうにかしたい・・・といった方は、Q値の高い家の方が、暖冷房にかかる費用を抑えることができますので、月の出費を抑えて快適な生活が送れます。では、どの程度光熱費が違うのか・・・
厳密にいうと少し違いますが、Q値と暖冷房にかかるエネルギーは比例すると考えられ、たとえば、次世代省エネ基準(東京エリアは2.7以下)を100とすると、Q値1.8のこの家は66.66になる。
これに電気の単価を入れると、光熱費の比較にもなります。100kWの電気代は、2,400円。(24円/kWとすると)それが、2/3に下がるので、電気代が約1,600円になるということです。
つまり、Q値が小さい住宅ほど、「冷暖房の高熱費が安くなる」「必要なエネルギーが小さくなるので冷暖房機器が少なくてすみ、イニシャルコストが下がる」「家の中の温度差が小さくなる」などのメリットがある。
・C値(㎠/㎡)・・・隙間相当面積とは・・?
施工の結果、建物にどれだけの隙間があるかを表し、気密性能を示す指標。C値も小さいほど、住宅の隙間が少ないので、隙間からの熱の出入りが少なく、断熱性能の高い家になる!
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「スキップ!パッシブハウス!!青梅の家」
■場所:東京都青梅市
■新築木造2階たて
■延べ面積:30坪
■年内竣工予定
TAU担当:小宮歩+赤ひげ

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