《造作収納実例》ニッチ、ニッチ、ニッチ!!2024/11/11

今日はニッチな話題をUP!!

 

武蔵野市にて完成した新築一戸建て住宅より、丸く開けているのは上部は丸い明かり取り、下部は丸い飾り棚のニッチ

 

 

ニッチとは何か?

ニッチとは壁の一部に凹みをつくり、そこに空間をつくることで、壁に内蔵された固定棚のようなもの。

 

 

 

 

ニッチは、キッチン、リビング、洗面、階段、玄関など、さまざまな場所に設けることが可能で、本を並べてもよし、飾り棚としてもよし、造り付ける場所や生活シーンによって、その用途も実に多様となっている。

 

ニッチの奥行きは壁の厚さにもよりますが、一般的な在来工法の場合、壁の厚さは13cm程度ですので、石膏ボードの厚みなどを差し引くと、ニッチの奥行きは7,8cm程度。設計の早い段階から計画をすれば、壁を厚くして、もっと奥行きのあるニッチをつくることも可能。

 

 

 

ダイニングキッチン横のマガジンラック ステンレスパイプでずり落ちないように。

 

キッチン流し台の奥に設置すればスポンジ置き場 内部の仕上げは掃除しやすいパネル材

 

階段沿いのアイアン飾りのニッチ

 

 

玄関ベンチの上部にもちょっとしたモザイクタイル張ニッチ

 

階段との間仕切り壁には、壁厚を利用した造作ニッチ

 

 

洗面台横ニッチ

 

リビング・テレビ台上部にもちょっとしたニッチ飾りを。

 

設計の段階で組み込めば、テレビの厚さ分引っ込めるニッチも。配線もすべて組み込んでDVDデッキやオーディオと連結することも可能

 

エコスマートファイヤというミニ暖炉もニッチ内に納めている

 

 

スタディコーナーの白いニッチ

ピアノの横にもニッチ

 

 

住宅に限らず福祉施設などの設計でも採用!

 

ニッチをイメージした園児たちの居場所も

 

 

ちょっとした場所に、ちょっとした工夫を大切に設計しております

適材適所の収納家具のアイディア集もぜひ参考に

 

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