埼玉県飯能市は入間川のほとり、トーベヤンソンあけぼのこどもの森公園「きのこの家」へ
現在都内で設計中の保育園の参考にすべく訪れましたが、特徴的な外観だけではなく内部も良くできていて楽しい建築
ムーミンと言えば森と湖のフィンランド、コロナ前家族で行った北欧フィンランド旅を思い出します
こども3人を含む家族5人で日本から飛行機で10時間半、右も左も分からないまま空港でレンタカーし、いきなり高速道路で走り出し、googleマップで何とか首都ヘルシンキ着。翌日はヘルシンキより3時間半以上北へ、「ムーラツァロ」という島に行きました。もみの木を横目に歩く歩く・・
1952~54年に建てられたアアルトの別荘「夏の家」へ
アルヴァ・アアルト(1898-1976)はフィンランドを代表する建築家・デザイナー。その活動は建築だけにとどまらず椅子や照明器具に、食器等のガラス器、ボートなど広範囲にわたる。フィンランドの風土に培われた使う人の事を最大限配慮したモダンデザインで温かみがあり作品を多く残している。
コエ・タロとは実験住宅という意味。基礎なしでの建築、太陽光暖房、さまざまな煉瓦の積み方など敷地内にはアアルトのさまざまな実験的な試みが残されています。建築的なことが云々ではなく、ただ目の前の自然のそばで静かな時間を過ごすための場所をアアルトがデザインしてます。前述のサウナ小屋やこの島へ渡るボートも一緒にデザイン
建築の説明を受けている間にこども達は外へと飛び出して、松ぼっくり拾ったり、湖に石を投げたり、森で変な枝や草を拾ったりと想い想いにこの環境を楽しんだ、建築はあくまで環境を作り出す装置の一部分に過ぎず、アアルトが作り出した本当の環境を享受したのは子ども達だったのではと思います。
また北欧に行きたくなった「きのこの家」でした
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