5/7発売のdanchu6月号に内装設計させて頂いた谷中さかなのさけさん掲載!
「台東区谷中でようやく空きテナントが見つかりましたっ!!」という田中さんからのご連絡を受け、現地調査や内装設計をスタートしたのは昨年のこと。田中さんのお店の名前は酒の肴をひっくり返して”さかなのさけ” 2004年に六本木にお店を出された時に内装デザインさせて頂き、人気店でしたが再開発の立ち退きにあって2年前に閉めていました。コロナを経てなかなか良い場所良いテナントがなかったのですが、今回台東区谷中に田中さんが見つけられて、再びご縁を頂いた次第
設計中は紆余曲折ありましたが、今年2024年の初めようやく内装工事に漕ぎ着けました!
設計中の様子より。”さかなのさけ”さんの魅力は美味しいお料理とお酒にオーナーの田中さんご夫婦のお人柄!打ち合わせしていてお二人のエネルギーをビンビン感じます。「やっぱお店をした方が生活に張りがある」と70代でのリスタート目指すお姿に色々感化されます
現場の様子を確認しながらの内装工事中の様子
今回お店を開く谷中の町は江戸時代は寺町で、墓参を兼ねた行楽の地として栄え、町屋が立ち並び、独特の風情を醸す町並みを形成。関東大震災や戦災を免れたため、木造家屋が密集する地区には当時の町並みや建物が多く残され江戸時代の原型を留めている。
田中さんご夫婦の案内で、地元の方でないとわからない路地への入口があったりして、この町の魅力いっぱい”暮らしの風景”に出会う
現役の井戸たち
ここは路地の真ん中に井戸。使っているタライを見るなんて・・谷中には現役井戸がまだまだ多く活躍しているとか。
リフォームならでは工事を進めると様々困難に直面しますが、信頼できる大工さん達に内装工事を依頼、こだわりのカウンタも設置
ずっと愛用されている水屋(箪笥のような戸棚)は手入れをしながら長く使い続けている。厨房の中央にドーンとおかれ、内部にはこれまた長く使われている食器など配置されています。内部のデザインは六本木の時とほぼ同じイメージ。六本木の時ほとんど問題なかったそうで、六本木と同じにして~と田中さん。六本木の時のお客さんは懐かしい~~となるはず。今回はコンロ横にちょこんと座れるベンチなど併設し、広い収納室が奥にあります。
そしてようやく完成しましつ、2024/2/27グランドオープンの日!!連日予約でいっぱいのリスタート!!!
5/7発売dancyu6月号に掲載 六本木の伝説の名酒場、70代でのリスタート!是非ご覧頂ければ!
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