横浜で進行中の新築住宅「通り土間のある外の家」 いよいよ木工事も終盤を迎え仕上げ工事の一歩手前の状況
この家のテーマは「通り土間」ではなく、本当は建物の持つ基本的な性能をいかに高く作るかです。それは、構造、断熱、環境配慮。一般的な木造の在来工法ですが、その一つ一つを改めて検証し「当たり前のことをしっかりとつくる」ことに重点を置いている
たとえば断熱工事、今回は外断熱ではなく、一般的な「充填断熱工法」を採用している。一般に断熱工事は大工さんが入れることが多いですが、今回は断熱専門業者さんが施工を担当しております。コンセント周りもきちっと気密テープ。断熱を普通に施工して気密を取るというシンプルな施工ですが、追及すると本当に難しい。換気や空調の設計と切り離せないこと。インベンターというドイツの熱交換方換気装置を用いて、第1種換気を採用している
当たり前のこと「光や風」を欲しい部分に欲しい量取り込むこと。敷地の状況や隣地の様子により、「欲しい部分」を設定する。一概に大きく取ればよい・・ではない必要な光を設定
そして最後に「外の間」 基本的なことをしっかりと設定した上でこの空間が生きて来る・・
「外の間」イメージ どこまで現実化できるか
御施主様との仕上げの検討が続く・・震災の影響も当然受けていますが、被災地の方々の苦労に比べたらたいした問題ではない!関係者協力して乗り越えます。来月末の完成を目指している(施工:建築舎)
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