四国は高松市にて、東京から逃亡中、いやいや春休み帰郷中のYUMAより
丸亀町のアーケード完成しました!!このアーケードは高松市の正に町の中心で、様々なお店が入っている。上階に中層のマンション、下階に店舗という構成で「住む」と「賑わう」を両立させた画期的なプロジェクトだと思う。東京で言うと表参道ヒルズのようなイメージでしょうか・・ずっと工事が進行しておりましたがいよいよ完成したとのリポートがYUMAより入りました
YUMAは6歳ですが厳しい表情でこう言ってます・・「第3セクターで成功させた「丸亀アーケード」のように、今こそ官民一体で問題に取り組むことが重要ではないか!!」
丸亀町再開発事業の様子
丸亀町再開発事業は、「人が住み、人が集うまち」を目指して丸亀町商店街振興組合が構想から約20年かけて取り組んできた事業です。全長470mの商店街をA~Gの7つの「街区」にゾーニングし、商店街の一部だけではなく、すべての街区を対象とした再開発を段階的に行っている。
街区ごとに特徴を持たせながら、公園や飲食店、生活雑貨店や福祉サービスなど、これまで丸亀町商店街に不足していた機能を段階的に補っていく計画で、中でもA街区は、都市再生特別地区に指定され、民間都市再生事業の認定を受けた第一種市街地再開発事業であり、かつ、特定民間中心市街地活性化事業の認定も受けており、丸亀町商店街全体を再生する第一歩となることが期待されています。
この再開発の特徴は、地元住民が中心となって第3セクターのまちづくり会社を立ち上げ、まちづくり会社が商店街全体をマネージメントしていくことです。具体的には、まちづくり会社がデベロッパーとなって保留床を取得し、再開発ビルを経営し、再開発ビル以外でも、街に必要な機能をコミュニティビジネスとして行います。つまり、商店街全体をひとつのショッピングセンターと見立て、業種の偏りを是正し、商店街全体のテナントミックス(業種混合支援)を行うことで商店や施設を適材適所に配置しようとしています。このように、まちづくり会社は、タウンマネージメントと言われる様々な機能を果たすことで、町全体の活性化を推進する、まちづくりのエンジンとしての役割を担っていきます。 <丸亀町商店街ホームページより>
<そしてわが町吉祥寺>
民間主導型の第3セクター、様々な考えを持つ団体を一つにまとめて計画を進めていくということがとても画期的。わが町吉祥寺もこのような事例をぜひ参考にまちづくりという観点から取り組んでいかなければならない問題だと思う。10年くらい前サンロードアーケードのコンペに挑戦(結果はもちろん落選しましたが・・)あの時アーケードを2層→3層の高さへ変更して周囲の建物もより活性化させて・・なんて案を当時考えました。アーケード単体ではなく、武蔵野市や民間企業と一体になって町のあり方について真剣に話し合うことが重要だと思う。
特にサンロードから井の頭公園へと続くパープル通り(むらさき橋通り)は一本まっすぐ通っておりこの軸を駅が分断している。駅をはさんで南北ではなく視覚的にも一体化させた駅のあり方は考えられないだろうか・・サンロードを歩きながら井の頭公園の様子が感じられるような演出、逆に井の頭公園からアーケードの賑わいも感じられるような拡がりなど建築的にできることは山積みのように思われる。いつか何かの形でこの町に貢献できればな・・と思いをはせながら机の上の山積みの急ぎの現実と闘う日々!
官民なんていっていられない状況の今の日本、とりあえず今やれることを少しづつやるしかない!
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