希望の家/お披露目会2011/05/10

東京の現実に戻ってまいりました・・東京は小金井市にて

共同住宅→福祉施設（精神障害者の福祉向上を目的とした福祉施設）　へ用途を変更してリフォーム工事を進めてきた、共同作業所「希望の家」が完成!披露会が開催されました!!（鉄骨造一部木質パネル構造　２階建て　用途：福祉施設　東京都の助成を受けた改修案件）

先日当選した小金井市長（現場視察重視を掲げられている）、様々な議員の方々、役所の方、福祉関係の施設長・・多くの方が参加されました。

◇希望の家とは？
精神や神経に障害をもって、家に閉じこもっている人、社会復帰を考えているが思う様にいかない人、話し合う仲間の欲しい人などの集まりです。今までは、働く場と言えば企業と授産施設しかありませんでしたが、「希望の家」は障害に応じた作業を一緒に考えます。また、デイサービス的な身体のやすらぎの場としても、ぜひ「希望の家」に来てみませんか。
◇共同作業所とは？
精神障害者の福祉向上を目的として、家に閉じこもりがちな障害をもつ方々に働く場と機会を与えて、社会参加意識の向上と自立意識をもたせ、あわせて同じ環境に居る会員相互の交流と自己啓発を促し将来の本格的な社会参加への足場とする所です。
　【希望の家ＨＰより】

談話室や情報ボードの様子　限られた予算を工夫して完成まで何とかこぎつけました!(施工：建築舎)

単なる施設のお披露目ではなく、精神障害者への公的な支援の現状、運営する上での現実問題、市長を初め議員の皆様への今後のお願いが報告された。

今後も、保育園や福祉施設の設計活動を通じて何かほんの少しでもお役に立てれば・・と考えている