子を持つ親として 数年前に東京で待機児童問題に実際に直面し、市の対応の悪さにショックを隠しきれずこれでよいのか・・とあきれ果てた経験があります。自治体が一方的に悪いわけでもないので(中には一方的に悪いケースもありますね、予算が無いとか言うだけの)やりきれない思い。
これをきっかけに微力ながらも一人の設計者として、何か出来ないかと模索を続けている私共の地道な設計活動=「首都圏にもっと保育園をプロジェクト2013」が来年度オープンに向けて動いております!!現在設計中の案件で来年4月オープンの案件が5園決まりました!!!
こちらは杉並区にて、荻窪駅からほど近い建物の一階にて。
こちらの案件は目黒区にて、東京近郊でもっとも多くの保育所をつくっている民間会社「こどもの森」グループさんとのコラボ。保育園は2方向避難、バリアフリー法関係が重要なキーポイントで今回も申請がやややっかいな案件、ふーっ 乗り越えねばならない山が二つくらいある!
そしてそして、最近市長選やりました地元武蔵野市でもチャンスを頂きました!!待機児童問題は市の必須課題の一つ、こんどは親としてではなく設計士として市と対決!?でございます!!一つ一つは40~60人定員規模の小規模保育園、微力の微力ですができることをやっていきたい所存です。ただ、保育所を増やせばよいという訳では当然なないと思います、保育所は小さいときから長い時間を過ごす重要な場所でして、ソフト面でもハード面でも工夫が必要だと思う。様々な問題がありますが、私共は設計士でして、快適な保育園の建築的なあり方、住環境を、自分の娘を預ける気持ちで考えております!!
ちょっとは蓄積している住宅設計のノウハウも取り入れて、光や風のあふれる、木の温かいイメージの住宅のような保育園をつくりたいと考えておりまして、今年の4月に川崎市中原区にてオープンした保育園「まなびのもり保育園」を御紹介!!
保育園を設計するというか、いつもの住宅を設計する感覚。住宅の要素を取り入れ、光や風あふれる、無垢の材料など自然素材で仕上げ、造作の遊び家具もいっぱいの保育園へ♪廊下から保育室への入り口の様子
1~2歳の保育室にある「まるい本棚」 造作家具もつくって適材適所に収納
1~2歳の保育室にある読書のコーナー ちっちゃな木の家に入って自分だけの世界へ
読書のコーナーのグリーン屋根
1~2歳の保育室には琉球タタミのコーナー、障子は破れないワーロン紙を採用
あそび造作家具いっぱいの3~5歳の保育室。「でっかい本棚」もつくりました~
建築に関するご相談は無料で承ります。お気軽にご相談下さい。
出来る限り適切なアドバイスをさせて頂きます。