■設計主旨1「ドイツのパッシブハウスの東京版をつくる!!」外断熱通気工法で、東京の基準値(=2.7以下)のさらに上のQ値1.8、C値は0.7を実現。熱交換90%以上の第1種換気&同時給排気型キッチン換気を採用し換気による熱損失を抑えた設計で空調負荷の低減を図っている
■設計主旨2「光と風の当たり前の自然エネルギーを最大限取り込む」光と風を取り込むという当たり前の自然エネルギーを最大限利用している。階段上部のハイサイド窓からのたっぷりの採光(夏は庇でシャットアウト)で建物の奥まで光を取り込む。通風は断面計画による温度差換気を利用
<入居後の光熱費調査より>東京は青梅市にあるこの家の昨年1年間の光熱費の平均はオール電化なのに、約8500円(家族2人)で設計当初の想定より安い金額ですみました
お施主様メールより「夏はエアコンひとつでやれましたし、冬は天窓も含め日当りが全体的によいので蓄熱のほかは暖房はほとんど使いません。それが功を奏しているのかも知れません」とのこと。「このところ寒い日が続いていますが、天気がよければ日中は室温は25℃くらいまでは行きます。夜は、17℃くらいまで下がります。蓄熱暖房機の温度設定はいつも5℃にしています」
■設計主旨3「スキップフロアを利用した立体的な空間利用術」階段を単なる上下の移動目的に限定せず、ちょっとしたギャラリーや本棚収納、階段ベンチ、空気を動かす吹き抜け等多くの意味を持たせている
■設計主旨4「耐震等級3(最高グレード)を標準としております、耐震性に優れた家」オール電化、蓄熱暖房、自然素材で仕上げる、LED照明の採用。正直なところ、大きな意味で環境にはあまり関係ありませんが、お財布にはやさしい(低ランニングコスト)家。なるべく製造過程でCO2を多く発生しない工法、素材を選択している・・
そんな「青梅の家」の竣工写真を少しまとめました、ご覧いただければ幸いです
→青梅の家
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