雨を愉しむ家♪2014/06/08

連日の雨、 すっかり梅雨でございます

近年雨水をためて生活用水にする住宅をいくつも作っておりまして、今の季節は雨水が満杯になってましてトイレの水など全て雨水で流してます。そんな雨を愉しむ家をご紹介♪

 

東京は狛江市の雨水ハウスも2トンのタンクを設置。雨水いっぱいの雨水タンク、ここまで満杯だと何に使ってやろうか少し楽しい♪

 

 

 

地中に2トンの雨水タンクを設置。光や風、雨、緑などを身近な自然エネルギーをシンプルな仕組みで最大限利用して、毎日続けられる「楽しみながらのエコロジー」を目指した住まい「雨を貯めて家の中を循環する、雨水がぐ～るぐるの家」を御紹介!!

 

 

 

日本テレビ系列「スッキリ!!」にて12年6/14放映

 

 

「最大のこだわりは、雨水を使って水を節約することができる“雨水タンク”！こちらのお宅の中庭には、実は2トンもの雨水を貯められるエコなタンクが埋まっていて2トンの雨水が入るタンクから家の中2か所、トイレと庭の蛇口に雨水が行くようになっています。雨水タンクのおかげで、なんと水道代は年間3分の1カット！！トイレで流す水は1年の半分が雨水で、設置費用は80万円ほど。家計も助かるエコハウス、建築費は2100万円です。ナイスハウジング！！」
（スッキリハウジングＨＰより転載）

 

 

 

 

中庭を囲むように配置された四角い箱のような建物。屋根を屋上緑化して保水能力を高め、建物に降った雨は全て樋と伝って全て2トンの雨水タンク（駐車場の下に埋設）へ集まる仕組み。雨を多く、効率よく集められるように建蔽率いっぱいまで屋根を大きく配置している!

 

★雨水循環の仕組み（断面図）

貯めた雨水を利用してトイレの洗浄水や庭・屋上緑化の散水、非常時などに利用している

駐車場の下部に2トン雨水タンクを設置、地上にはマンホールの蓋だけが顔を出している。

あけてみると雨水がいっぱい♪トイレの洗浄水にも利用しているため、雨水がなくなり空っぽというわけにいかない。雨水がなくなったら最低限上水が補給される仕組み（補給水は最低限で、雨水が優先してたまるような仕組みになっている）。狛江市の降雨量から計算すると、2人家族の場合、2トンタンクで一年の半分が雨水だけでトイレ洗浄できる

都会でも庭を楽しもう!!

家庭菜園のある庭の様子　都市部で暮らしても「食べる庭」をつくろう!!雨水で育てて、ニラやトマト、茄子、枝豆、ねぎ、キャベツ、レタス、白菜、ニンジンが採れました!!

雨水を散水中♪　夏場は建物のガラス面や外壁に散水することで気化冷却効果で涼が得られる

お風呂の残り湯で育てたゴーヤーカーテンの様子

屋上菜園には自動散水機を設置

高断熱・高気密が基本、耐震性能も最高レベル断熱性能は東北地方標準クラスまで高めている。高性能グラスウール（ハイアール断熱）と気密シートによる高断熱高気密な建物が前提（Q値１．8）です。暖房効率等高め少ないエネルギーで維持できます。耐震等級も3（最高レベル）

基本は光や風を十分取り込むこと私どもの設計は光の入り方及び風の抜けを第一に検討している。平面的な窓の配置だけではなく、吹抜けやハイサイド窓等、立体的な通風換気（重力換気）が重要

 

 

 

 

 

 

子どもも楽しい工夫がいっぱい♪

 

 

廊下の床をスノコ状にした「スノコ床」

スノコ床は1階の奥まで光と風をもたらす

 

 

 

 

 

 

★規格品+造作のキッチン「バタバタ・キッチン」をご紹介!!

 

 

キッチン特集のページへ

 

キッチンはいつもはオープンに利用

↓　突然のお客様がいらしたら・・バタバタ慌てて、建具をバタバタ

可動間仕切りで仕切って隠せる!!可動建具を設置。冷蔵庫も収容♪

調湿性のある自然素材で仕上げよう!!無垢の床材、珪藻土、エコカラットで仕上げています

呼吸する調湿性のある仕上げ材を採用すると、湿気の排除のみならず、生活臭やタバコの匂いなんかも取り除いてくれます。一年後に御宅を訪ねてみると、その違いがよく分かる

「スッキリ!!」の番組で放映したシーンより、霧吹きで水を吹きかけても染み込む・・染み込む・・・

 

エコカラット（ＬＩＸＩＬ）という調湿性の高い仕上げ材料を採用、湿気を吸ったり吐いたりする呼吸する自然素材で仕上げています

 

 

 

 

 

 雨水を利用した家特集へ

 

 

 

PREVIOUS

NEXT