規格品のキッチンを利用した事例(メーカー:LIXIL)、キッチンの配置に工夫をした住まいです。
TH大賞等W受賞を頂きまして、名付けて「キッチン真ん中の家」!!
通常キッチンは火等を使うので直接外気に面した場所へ置かれる事が多いが、今回は物理的な意味で、建物の1階ど真ん中にキッチンを配置。その代わり、上部に吹き抜けを設置して、排気ダクトルートを考え、1階中央の最も暗くなる部分に光と風を入れる設計とした。吹き抜けを通して家族と声を交わしたり、家事コーナーを設置するなどして、単に調理する場だけではないキッチン(家の真ん中)のあり方を目指した・・
キッチンより見る。キッチンの先には小窓でその奥が和室(左)、玄関とキッチンを隔てるのはカラフルなオープン棚(右)
ダイニングよりキッチンを見る クモリガラスの可動間仕切りによってキチン部分は仕切ることも可能(来客時)
和室側よりみる右側の障子上げ下げ窓の奥の赤いポットのある部分がキッチン。客間へキッチンから直接サービスを
2階階段ホールより右側にキッチンを見下ろす。
吹き抜けを通してお母様の呼び声や焼魚等の料理のにおいが2階へ届く・・(ちなみに高性能のキッチン換気扇を取り付けていますので料理の煙が家中に充満ということはありません)
キッチンが真ん中の家
竣工2008年
新築、木造・2階
施工:辰巳住研(株)
-キッチンを真ん中に配置して家族がつながる家-
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