家の中に外のような「土間」があり、外と中の境界をあいまいにすることでより伸びやかな、より開放的な住空間が現れる。光と風いっぱいの「土間」を中心に部屋が繋がっていく住まいから「土間のあるキッチン」を御紹介!!
ダイニングキッチンは外部テラスと連続させ視覚的にも開放感を与えている
キッチン台はパナソニックさんの既製品で、背面収納は家具屋さんによる造作収納の構成。向って右側には、外を眺められる、奥様の造作家事コーナーも併設
キッチン背面収納の様子
建具をあけると家電、食器、パントリー 手前は奥様の家事コーナー
他の背面収納とは奥行きの異なる冷蔵庫も上手く収納している!
最近多く利用させて頂いておりますが、「IKEA」さんのメッシュ引き出しも組み込まれております。IKEAに限らず様々な便利規格品を組み込むことが出来るのも造作ならではのこと
キッチンダイニングと連続する外部のテラス
テラス側よりキッチンを見る
土間のある家
■基本は光と風を十分取り込むこと、土間のある家 家の中に外のような「土間」があり、外と中の境界をあいまいにすることでより伸びやかな、より開放的な住空間が現れる。光と風いっぱいの「土間」を中心に部屋が繋がっていく住まい
■高断熱・高気密な器、耐震性能も最高レベル「ドイツのパッシブハウスの横浜版をつくる!!」断熱専門施工業者による充填断熱工法で、Q値は東京の基準値(=2.7以下)のさらに上のQ値1.8以下を実現。ドイツのダクトレス・全熱交換型の第1種 換気システムを採用し、換気による熱損失を抑えた設計で空調負荷の低減を図っている。土間下部にも断熱材が入っているため全く寒くない
■調湿性のある自然素材で仕上げる!! 珪藻土等調湿性のある仕上げ材を採用すると、湿気の排除のみならず、生活臭やタバコの匂いなんかも取り除いてくれます。
完全な防音室ではありませんが下地の石膏ボードをダブルに張る等、音に配慮したつくりになっている。カウンタ、棚板など全て造作家具で製作。落ち着いた、やや暗い男の隠れ家のようなイメージ
「土間のある外の家」
■新築、木造2階建て■場所:神奈川県横浜市■敷地面積49坪、延べ面積37坪■Q値1.8(基準2.7以下)第1種換気■C値0.7(基準5.0以下)充填断熱通気工法■施工:株式会社建築舎■竣工:2011年
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