ドイツ・レーゲンドーフにて、パッシブハウスリポート
内部の壁や天井の材料はOSBボードが採用されている。OSBは木材の持つリグニンという成分で圧着、接着剤を一切使用していない素材です
内部の木建具の様子と左はスイッチ
何気ない部分ですが、内部の建具は気密性を高めるため「かぶせ納まり」になっており、さすがドイツだなぁという納まり
取っ手や鍵穴
階段納まり ボックス状のスチール部分と段板は積層合板。ちなみにドイツなどヨーロッパではこの積層材が主流で家具や枠材など多くに見られる。日本では逆に積層材の方が金額的に高くなってしまう・・・
スイッチやコンセントの類も日本と規格サイズが異なり面白い。大きめでわかりやすいですが少し目立つ・・
黒いバージョンもある
コンセントと巾木 巾木も積層合板
パッシブハウス~造作家具編
全て造作家具です
いろいろな扉を勝手に開けたり、閉めたりする癖がありまして・・
家具の裏が階段で手すり兼本棚
ある程度合理化して建てたい場合(つまり予算が厳しい場合)設計者は同じようなシンプルな納まりを考えるもので、TAUでも多くやっている納まりが随所に見られ勝手に親近感!がわく。
パッシブハウスをいくつか体感していろいろ感じましたが要するに、自然エネルギーを簡単な仕組みで最大限利用して、理屈ではない「気持ちの良い家づくり」を目指しているのだと感じる。それがとっても難しいのですが、大掛かりな設備や計算に頼った名ばかりの環境住宅だけはつくりたくない・・
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