「再生のススメ」2012/11/24

リフォームならでは 「再生のススメ」
リフォームの面白さ なるべく廃材を出さずに再生していくことを心がけております。具体的には古材を利用できるか出来ないか仕分けして、転用、再利用することを行なっております。下記に転用、再生の具体的な事例をご紹介!!
■既存の松の梁を玄関の床へ
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これは番組で紹介されなかったもの。お施主さんから利用したいと頼まれたものの一つに昔の家の梁があった。いろいろと考えた末、スライスしてカットし、玄関の床材へ転用。テレビ外ではありましたが非常に喜ばれたシーンでした。モノには思い出!!リフォームも同じです。
柱や梁など古材は住み手にとって思い出がたくさん詰まっているもの。子供の身長を記した柱や特徴的な梁など・・・これはお金には代えられないものでどこか重要なアクセントに使うよう配慮しています。
■既存の木材を埋木(うめき)して柱へ
五葉松の家より。時間を経た木材はどんどん強度を増すもので、強度的に持つと確認できれば柱とする事も可能。
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古材を利用する事で新規の材料では表現できない何とも言えない味わいが得られる事が多い。
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■既存の階段の段板をベンチへ
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■古材のみで水屋をつくる
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■思い出の床板を別の部屋に張りなおし
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床板も再利用 きれいに取り外して床補強の上、張りなおしました。とても手間のかかることですが思いで深いものをあえて再生させている
■セメント瓦を砕石へ
先日のビフォーアフターから、これはテレビで放送されました。屋根に敷かれていた既存のセメント瓦を剥がして床へ落とし、瓦を砕いて平らに慣らし基礎のレベルを上げる際の砕石として再利用。瓦撤去の費用、新しい砕石を運び込む手間をなくし、工事初期段階での時間やコストメリットを生んだ手法。
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■既存階段の段板は・・→リビングの棚板へ転用
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■その他
お寿司屋さんのマナ板をリビングのベンチへしたり、浴室タイルをアクセントにちりばめたりと・・・アイディアは無限・・・。人によって思い入れが異なるので現場を見させて頂く際のケースバイケースで対応しています。アイディアが工事が始まってから出る事も多々あります。
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