「家族をつなぐ光の階段のある家」2013/02/21

これまでつくった新築住宅案件をご紹介、今回はテレビ東京「住まいる家族」#47 11月23日(日)放送「家族をつなぐ光の階段」

光溢れる階段が結ぶ4層の住まい「葛西の家」
竣工2007年/S造・3階
-光あふれる階段が結ぶ4層の住まい-
今回は都市部での2世帯住宅、鉄骨造3階建てのやや高層型の住まい。1階から屋上までの4層の住空間、光溢れるタテ動線・軽やかな鉄骨階段が結ぶ立体的な構成の住宅です。
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「葛西の家」
鉄骨造3階建て
竣工2007年
施工:大勝建設
アプローチの様子
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4層をタテに結ぶ鉄骨階段。
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まずは1階の様子から順にご紹介・・
■1階:親世帯の間
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バリアフリーで畳と洋室が連続。又すぐ横にはミニキッチンも併設されており、可動式建具で開閉して利用する。
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■2階:みんなの間
共用のLDKと水周りがある2階部分。自然素材にもこだわった家具と一体の間。
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LDを囲むように造りつけのベンチ式収納を設置。収納の問題は住宅の場合共通にでてくるが、今回はあえてベンチや吊戸として視覚化させている。
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ベンチの一部は外部ウッドデッキへ連続していく・・・
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キッチンよりLDK方向を見る。
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又振り返ると窓の外にグレーチングの台をつくった。上部は花台として、下部はサービス(生ごみ等の一時置場)に利用していただく。これは専門的な言葉ですが建築面積がギリギリの中での、家事の細かい部分への配慮からつくった。
キッチンが真ん中の家も家事動線を中心に構成を考えたが、普段利用する方(必ずしも主婦とは限りませんが)に優しい設計が私どものモットー。建築家もいろいろなタイプがいらっしゃると思いますが、建築家の身勝手な自己満足型の設計とは一線を引いて、お客様との言葉のキャッチボールで物をつくるスタイルをとっております・・。
■3階:子世帯の間
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ロフトのある立体的な空間。各室は引き戸でゆるやかに繋がっている。
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1階から3階、更に屋上をゆるやかに結ぶ光の階段の様子。
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特に階段の上部の段板(床)はこだわってつくった。
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■屋上:花火鑑賞の間
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近くのディズニーランドの花火がよく見える屋上の様子。
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2世帯住宅であること、都市部における限られた敷地であること、必要な床面積等条件を整理していくと、どうしても立体的になっていく・・・。この「葛西の家」は角地なので比較的条件はよかったが、角地側以外は隣地がギリギリ一杯で建っている状況。壁に窓をあけてもお隣さんと「こんにちは!」の状況が多い都市部の設計において、私どもは上下階を結ぶタテの動線を工夫する事が多い。1つの方法として、開放性の高い階段(光を下に落とすような階段)を建物の平面的に最も暗い部分につくり、光と風を1階まで落とす手法

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