世田谷区の幹線道路沿いに、木造耐火構造の共同住宅が工事中 まもなく完成
防火地域という耐火性能が求められる地域になりまして3階建て全6戸のワンルーム型共同住宅です
防火地域に3階建ての共同住宅ということで耐火建築物となり、これも通常であればRC造や鉄骨造でつくることが一般的でしたが、2004年以降防火地域でも「木」の耐火建築物がつくれるようになりました。今春入居可能
木造耐火ってご存知でしょうか??これまでは耐火性能の問題で木造ではできなかった場所(防火地域など)にも、防火の基準をクリアした木造の建物が建築できるようになりました。弊社でも10年くらい前から木造耐火建築物の設計をさせて頂いており、近年ではだいぶ普及して役場や学校など公共施設にもこの木造耐火建物物が増えてきました。耐火の一つ下の基準 準耐火構造というものもありまして弊社で設計させて頂いた木造準耐火、木造耐火の共同住宅事例をUP
木造耐火建築物×天空率!!
中野区南台で2011年に竣工した木造3階建て南欧風のワンルーム(賃貸:12世帯)
おもに建築設計において、天空の占める立体角投射率のことをいう。建築基準法において、建築物の立体形状に対する制限の一要因という位置づけとなっているが、これは平成14年建築基準法改正において斜線制限の緩和条件として盛り込まれたものである。
ケース2
木造準耐火建築物×免震!!
転がり免震装置を設置した免震の建物で、太陽光発電パネルなども導入したオーナー様住宅付きの木造の3階建て木造建築(賃貸:4世帯)
建物と基礎との間に免震装置を設置し、地盤と切り離すことで、建物に地震の揺れを直接伝えない構造です。「免震」はそもそも力を建物に伝えにくくするという点で上記の二つとは全くことなる考え方です。大地震でも そもそも力が伝わらないので建物の揺れは小さいという理想的な工法だと思います。ただ大地震時に建物が動くので 建物の周辺に離隔距離を持たせることが必要です
ケース3
木造準耐火建築物×天空率×1階に「ごはんと美味しいお茶のお店」!!
1階には店舗=「茶と食事 つばめさぼう」がオープン♪こだわり抜いた食材にほっこりした雰囲気で活き活き空間になってました、お昼時等は保育園のママたちでにぎわってますのでお近くの方はぜひ!!
一見木造には見えないですが木造3階建ての建物です。天空率という設計手法を使って道路側の角を湾曲にすることで、道路斜線を緩和し、部分的に道路斜線より高い建物を可能にしてます
「井の頭公園の程近く、静かな住宅街の一角。訪れる人が羽根やすめしながら、ゆっくりと味わう「ごはんと美味しいお茶」。それはどこか懐かしくて素朴な味の「おうちごはん」・・
建築に関するご相談は無料で承ります。お気軽にご相談下さい。
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